本記事は
- 料理がめんどくさい!!!
- 料理がめんどくさいを克服したい!
- 料理を楽にするための方法が知りたい
という方に、0歳の娘をあやしながら夕食作りをへとへとになりながら作っていたのに、料理がめんどくさいを克服して夕食作りの時短に成功しながら娘と遊ぶ時間も増やすことができた私が、料理を楽にしてめんどくさいを克服するための方法を教えます。
料理がめんどくさくなる3つの理由
料理がめんどくさくなる理由はいくつかあります。
その理由を私の体験を交えてお答えしていきたいと思います。
①料理を苦手だと思っている
一つ目の理由は料理を苦手と思っていることです。
苦手なものは苦手なのよ!
よくわかります。
私も料理が好きですが苦手と思っていました。
炒めモノをすれば野菜を焦がすし、お肉は固くなっちゃうことがたくさんありました。
エビチリを作ろうとして変な味になって「もういや!」と何度思ったことか。
でも苦手だからって料理ができないわけではないんですよね。
切って盛り付ける。切って炒めて出来上がり。
これでも立派に料理ができます。
料理が苦手なのは自己流で作ろうとしちゃうからなんですよね。
自己流で失敗する人は料理に関わらず、あることが原因です。
それは「無知」であることです。
私の炒めたお肉が固くなってしまうのは焼き過ぎているから、もしくは「酒に浸けることで柔らかくなる」ことを知らなかったからです。
味が決まらなくていろんなものを入れて失敗するのは「基本の味付け」を知らないからですよね。
料理に関してほんっとの初歩の基本を知らないと、大体の料理は失敗して苦手意識がついてしまいます。
どうせうまく作れないし・・・
と思ってることでどんどん料理が苦痛になり、料理がめんどくさい!と思う原因になってしまいます。
②完璧主義
完璧主義はとっても真面目なので、少しの目分量も許しません。
そのため、完璧であることに疲れちゃって完璧にできないならやりたくない!!!という状態に陥ります。
私も結婚してまもなくは、「1週間にはこの材料を使い切って・・・」「昨日はしょうゆ味だったから今日は味噌で・・・」「この材料がない!買いに行かなきゃ・・・」となんでも完璧にこなそうとしていました。
そうして・・・疲れました。
私自身、完璧にこなすことが目的になっていました。
それなのに「作ってやってんだよ!!」という気持ちになってしまうのでは、完璧にこなしても、家族が笑顔にならないので意味がありませんよね。
夫からも「あくせくするくらいなら毎日カレーでもいいよ」と言われ、完璧主義の沼から上がることができました。
完璧にできないなら料理をしない!と極端になることが料理がめんどくさくなるもうひとつの理由です。
③献立を考えられない
この世にはたくさんの食材があるので、何を作るか迷っちゃいますよね。
それに加えて毎日仕事や家事育児で忙しいのに「今日はこうして、明日は・・・」なんて考える時間なんてありません。
その結果、レパートリーが少なくなってしまって子どもから「またこれ~?」なんて言われると、もう料理をする気も起きませんよね・・・。
私も育児休暇になって自分のご飯を3食作るようになると、何が食べたいかもわからないし作ろうとすると子どもはぐずるしで献立のレパートリーを増やす余裕なんてありません。
献立が考えられなくなってレパートリーが少なくなり、作っている楽しさも薄れるので料理がめんどくさくなる理由になります。
料理を楽にしてめんどくさいを克服するための方法
料理がめんどくさくいを克服するには、「楽をする」ことが大前提です。
「調理を楽にする」ために買い物をしたら肉に味付け・野菜を切って冷凍庫に保存・・・は、今回「料理がめんどくさいを克服する」には該当しないので外しておきます。
調理に至るまでの工程がめんどくさいですからね・・・。
その辺の下ごしらえは元気な時にやりましょう。
様々な楽をするために参考にしてみてください。
料理が苦手だと思っているを克服する
料理が失敗する原因は以下の3つです。
- 基本を知らないこと
- 知らないまま自己流にすること
- 確かめないこと
野菜を炒めるときは火の通りにくい根菜から炒めるとか、肉は酒に漬けこむと柔らかくジューシーになる、ジャガイモは水に浸けておくと灰汁が抜ける、という基本を知っておくとちょっとした失敗は回避できます。
一から勉強しろとは言いませんので、使う材料をしぼって扱い方をわかっておくといいでしょう。
基本を知らないことは恥ずべきことではないですが、それを知らないまま自己流でやってしまうと大体失敗します。
皆さん、初めて作る料理を全くレシピを見ずに作ると大抵はおいしくならないので、レシピを探して作りますよね?
料理が得意な人が自己流でレシピをアレンジするのはよくあることですが、料理初心者はもう少し料理に自信をつけてからにした方が良いでしょう。
料理が苦手でうまくできない人に多い共通点は、確かめないことです。
確かめるとは、味見や材料の固さ、火の通り具合などです。
私も味付けはよく1発で決めようとしがちなので、大抵しょっぱくなってしまいます。
他にも野菜が焦げたり、肉が生焼けの時もありました。
この失敗は確かめることで回避できます。
たとえば、味付け。
人の体調は毎日少しずつ変わります。そのため、以前と同じ味付けでも味が決まらないこともあります。
なので味は2~3回は見ることをおすすめします。
最初はちょっと薄いかな?くらいの量から味見してみましょう。
3回も味見をするとちょうどいい分量がわかってきます。
尚、大事なのは味見は3回までということです。
3回以上の味見は逆に味をぶれさせます。
あと、味見ではなく食事になってしまいますからね。注意しましょう。
この3つのポイントを抑えるだけで料理の苦手意識はなくなりますよ!
まずは簡単な料理で「おいしくできた!」を繰り返して自信をつけていきましょう。
完璧主義を克服する
完璧主義は料理だけでなくあらゆる場面で顔を出してしまうので、根本から変わるのは中々難しいですが、発想の転換をすることで完璧主義をうまく操ることができます。
たとえば、カレールーがなかったら肉じゃがに変更、醤油がなかったら味噌に代用、とわざわざ買いに行かなくてもいいような柔軟な発想をしましょう。
その日にそれを食べないと死んでしまうことなんてないのですから。
私もカレーを作るのにカレールーが足りずにやむを得ず肉じゃがを作ったことがありますが、むしろ豚肉の肉じゃがはお肉が柔らかくて普段の肉じゃがよりもおいしかった記憶があります。
これでないと!と凝り固まるのではなく機転を利かせることで、よりおいしい料理になることだってありますよ。
献立が考えられないを克服する
レパートリーが少なくて献立を考えるのが大変な場合はいっそのこと献立を考えるのをやめましょう。
え、それじゃあ毎回同じメニューになっちゃう!
と思ったことでしょう。
大いに結構です。ヘビーローテーション上等です。
いろんなものが食べられるようになった今、数千、数万の料理を思い起こして2品、3品と組み合わせるのはとっても骨が折れる作業です。
思い出した料理から献立を選ぶのだからレパートリーが少ないのは当たり前です。
栄養のバランスを気にすることができたら曜日で何の料理を出すか決めておくと頭の引き出しから料理名を取り出しやすくなりますよ。
レパートリーが少ない中でもルーティーンを作ることで献立を考えなくても良くなります。
それに、決まったものを買っていると何度も同じ料理を作れるので、そのおかずは確実にスキルが上がることでしょう。
私は月・火・木曜日は肉料理、水曜日は魚料理、金・土・日曜日は残り物や麺類と決めています。
水曜日の魚料理は大体ぶりか鮭の照り焼き、もしくはみそ焼きです。
肉料理はひき肉・鶏肉・小間切れ肉しか使わないので、ハンバーグか麻婆系か野菜炒めです。
ハンバーグは基本の材料でも良いですし人参やオクラを混ぜると雰囲気が変わります。
麻婆系の具材は豆腐だけでなくナスやもやし、春雨でも良いですね。
野菜炒めは野菜や調味料を変えると飽きがこないで食べることができます。何なら豚小間切れ肉を鶏もも肉に変えるだけで別の料理にもなりえます。
副菜はサラダが飽きたら蒸したりゆでたりして温野菜やおひたしにすると簡単に変化をつけることができますよ。
どうでしょうか?
ヘビーローテーションの中にも少しの工夫でいろんな料理ができますよね。
献立を完璧に考えなくても材料・調味料・調理方法の組み合わせで十分にメニューのマンネリを防げますよ。
時には他人の力を借りても◎
料理がめんどくさい!を克服するにはいかに楽をするかが重要ですが、料理自体をしたくない・・・
そんな時は大いに休んでください!
外食やお惣菜を使ってしっかり自分を休ませる時間は必要です。
仕事と家事の疲れは別物ですから。
外食やお惣菜で気持ちの休憩をしていくと、「そろそろ作ってもいいかな?」と思える日がくるのでやる気が出ている時に作るとモチベーションも上がります。
しかし、大切なのはやる気が出たからといって頑張りすぎないことですよ。
ここで頑張りすぎると余計に疲れて料理がめんどくさい!が再発してしまいます。
料理や家事を頑張るのもほどほどにしましょうね。
外食やお惣菜もいいけど料理もやらなきゃ・・・ということもありますよね。
そんな時はホットプレート飯を家族みんなで作りながら食べましょう!
たこ焼きや餃子、お好み焼きなど、熱々で食べられるし、自分は楽できるし一石二鳥ですよ。
他にも、スーパーの鮮魚コーナーで魚をさばいてもらったり、カット野菜を使ったりと、他の人の力を借りていかに自分が楽をするかを考えると、夕食作りが楽しくなりますよ。
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